1700年代イギリスロンドンのスターリングシルバー純銀925の、大きめのテーブルスプーン1759年製造と小さなティースプーン1795年製造の２本セットです。 両方とも純銀であることを証明するライオンパッサントの刻印、製造年を表すデイトレターの刻印があります。 納税機関のデューティーマークがつくのはロンドンでは1784年以降からになりますのでテーブルスプーンのほうにはありません。 イギリスは1300年代より貴金属の質を調べる検査制度が確立されており、純銀も、成分、製造地、製造年ごとにホールマークといわれる刻印のデザインが決められていました。 制作工房にも登録マーク(メーカーズマーク)があります。 ホールマークは、英国貴金属史上存在する刻印のほとんどを載せている本が数種類出版されていますので、そちらで照合することができます(ただし本によって載っている刻印、載っていない刻印など、違いがあります)。 紛らわしい場合のマークの鑑定は付随する他の刻印や工房存続期間なども照らし合わせながら確定します。 それぞれ元の持ち主(品物の発注者)のイニシャルが柄の部分に彫刻されています。 英国貴族と思います。 テーブルスプーンは厚みのあるシンプルデザインで、柄の付根付近裏側のみにエンボスの模様があります。 ティースプーンは柄の部分に綺麗な彫刻が浅く施されています。 大きな損傷はないものの、かなり古いお品ですので小キズ等多数あります。 18世紀の純銀はたまに世に出回るかなという程度です。 ただただ古いものがお好きなかたなど、ぜひご検討下さい♡ サイズ(全長、ボウル面最大幅) テーブルスプーン　約20㌢、約4㌢、 ティースプーン　約12.5㌢、約2.2㌢、 その他1776年製造の英国純銀925グレイビーボート(ソース入れ)もあります。出品はしていないのですが、もしご興味のあるかたがいらっしゃればこちらのコメント欄からお問い合わせ下さい。 猫脚で三つ足デザインのものですが、目立つ傷みがありますので出品は控えているお品になります。 製造地グラスゴー(スコットランド地方)、ミルン＆キャンベル工房作です。 価格¥70,000になります。 まず画像の確認がしたいというだけでも大歓迎です。 バラ売り、お値引きはできないので申し訳ありません。 予告なく出品を取り下げることがあります。