デニムのような“きもの”生地。小千谷方貝地域にて創業宝暦元年（１７５１）の老舗の紺屋・織元である、【紺仁】の片貝木綿を使用。縫製は大阪の老舗帽子メーカーにお願いしました。お出かけの際にカバンにもしまいやすい形状で、フロント部分を折返し、アクセントをつけました。生地は柔らかなムラが特徴の趣深い表情です。この生地の織り方である“綾織り”は通常厚くしっかりした地風のものが多いですが（デニムのような）、“きもの”用に開発された生地のため軽く柔らかな風合いも魅力。きもの用の生地ですが、デニムの雰囲気もありカジュアルに使用して頂けます。「片貝木綿」とは。昭和二十年代、紺屋としての仕事ぶりを買われた「紺仁」は、柳宗悦の提唱した民衆工芸運動の一環として、彼の指導の下、紺仁独自の織物として生まれたのが片貝木綿です。それは「観賞用」としてではなく、「用の美」として考案された、いわば日常生活に溶け込んだ織物（着物用生地）なのです。柔らかくしわになっても元に戻りやいので気軽に楽しんで頂けます。取り扱い上の注意点・強い摩擦を加えたり、濡れた状態で長時間放置すると、色落ち等の原因になります。・保管の際は、直射日光を避けてください。色あせの原因になります。素材：生地：綿　汗ドメ部分：ポリエステル日本製